熊　本
　ここに収めた苗字は、①熊本県内に100人以上いる、②熊本県に最多、③熊本県の占有率が全国の30％以上、の３条件をすべて満たす苗字です。したがってにどんなに多くても、熊本県以外にも多い苗字は載せていません。赤字で示した苗字は県内に500人以上いる苗字です。

　数字は各苗字の人の何十％以上が熊本県に住んでいるかを示しています。たとえば、30とあれば、30％から39％の間です。右端の欄には、県内でそれぞれの苗字が最も多い市町村を記しました。

熊本県に多い苗字の20傑

①田中②中村③松本④村上⑤坂本
⑥山本⑦山下⑧前田⑨吉田⑩本田
⑪緒方⑫渡辺⑬佐藤⑭宮本⑮宮崎
⑯山口⑰上田⑱井上⑲池田⑳橋本
　「本田」「緒方」は熊本市に集中。県内でも地域による苗字分布の差が大きい。「井(い)」は仮名でもローマ字でも一文字という点で珍しいが、阿蘇地方では首位を争うほど多い苗字。

赤星 あかほし 30 熊本市
飽田 あくた　 30 天草市
阿蘇品 あそしな 70 山鹿市
荒毛 あらげ 60 人吉市
井 い 40 産山村
飯星 いいほし　 50 山都町
家入 いえいり 50 阿蘇市
石貫 いしぬき 40 山鹿市
井芹 いせり 60 甲佐町
板崎 いたざき 40 球磨村
一門 いちかど 70 熊本市
一安 いちやす 30 植木町
伊津野 いづの　 50 熊本市
一法師 いっぽうし 30 山鹿市
出永 いでなが 30 天草市
犬童 いんどう 40 人吉市
牛塚 うしづか 30 人吉市
歌野 うたの 30 山都町
内布 うちぬの 60 人吉市
有働 うどう　 40 山鹿市
鵜口 うのくち 50 球磨村
浦津 うらつ 40 宇城市
上蔀 うわしとみ 60 球磨村
枝尾 えだお 60 山都町
恵濃 えのう 70 合志市
越猪 おおい 70 菊池市
大坂間 おおさかま 50 球磨村
太田黒 おおたぐろ 40 熊本市
大田黒 おおたぐろ 50 熊本市
大仁田 おおにた 40 苓北町
大無田 おおむた 60 球磨村
大矢野 おおやの 50 熊本市
尾方 おがた 30 人吉市
織方 おがた 50 熊本市
嘉悦 かえつ 40 熊本市
賀久 かく　 40 八代市
可徳 かとく 80 合志市
兼瀬 かねせ 60 山都町
鹿子木 かのこぎ 40 山鹿市
釜賀 かまが 60 宇土市
亀丸 かめまる 50 玉名市
辛川 からかわ 40 宇城市
唐田 からた 30 天草市
勘米良 かんめら 50 錦町
鬼海 きかい 30 天草市
北里 きたさと 40 小国町
木永 きなが 50 合志市
清崎 きよさき　 30 熊本市
口脇 くちわき 40 天草市
隈部 くまべ 30 山鹿市
蔵原 くらはら 40 阿蘇市
鍬崎 くわさき 30 熊本市
鍬田 くわた 30 熊本市
鍬本 くわもと 30 上天草市
源島 げじま 50 多良木町
合志 ごうし　 50 熊本市
古閑 こが　 50 熊本市
古上 こがみ 40 熊本市
小佐井 こさい 50 熊本市
古財 こざい 40 玉東町
小材 こざい 30 山鹿市
越替 こしがえ 60 人吉市
小澄 こすみ 40 山鹿市
小夏 こなつ 30 熊本市
木庭 こば　 30 山鹿市
小松野 こまつの 60 上天草市
小森田 こもりた 40 熊本市
宰川 さいかわ 60 天草市
境目 さかいめ 40 球磨村
坂門 さかど 80 玉名市
坂梨 さかなし 40 熊本市
作村 さくむら 30 熊本市
砂月 さつき 50 天草市
鯖江 さばえ 50 天草市
志垣 しがき 50 熊本市
志柿 しがき 50 熊本市
紫垣 しがき 60 熊本市
茂見 しげみ 40 長洲町
四丸 しまる 60 上天草市
正代 しょうだい 30 熊本市
上土井 じょうどい　 50 玉名市
喰田 しょくた 60 熊本市
鋤崎 すきざき 30 熊本市
鋤野 すきの 80 熊本市
杉水 すぎみず 70 大津町
鈴木田 すずきだ 30 熊本市
硯川 すずりかわ 60 荒尾市
隅倉 すみくら 60 荒尾市
瀬井 せい 30 高森町
磧本 せきもと 50 八代市
芹口 せりぐち 50 山都町
蔵座 ぞうざ 50 水上村
左座 ぞうざ 50 八代市
淋 そそぎ 60 球磨村
園川 そのかわ 30 八代市
園村 そのむら 40 熊本市
高宗 たかむね 50 菊池市
高群 たかむれ 60 植木町
竹熊 たけくま 40 山鹿市
田副 たぞえ 30 八代市
多田隈 ただくま 40 南関町
立尾 たちお 30 天草市
立場 たちば 30 人吉市
楯岡 たておか 30 熊本市
谷富 たにとみ 90 熊本市
多武 たぶ 50 八代市
溜淵 たまりぶち 60 甲佐町
段下 だんした 30 上天草市
段村 だんむら 50 人吉市
千々波 ちぢわ 60 八代市
千場 ちば　 30 熊本市
堤田 つつみだ 30 天草市
霍田 つるた 30 菊池市
鶴戸 つると　 40 天草市
鶴林 つるばやし 30 阿蘇市
鶴山 つるやま 30 八代市
寺床 てらとこ 40 水俣市
道喜 どうき 60 熊本市
東家 とうや　 30 熊本市
東矢 とうや　 40 城南町
遠原 とおはら 30 球磨村
鳥羽瀬 とばせ 40 天草市
友尻 ともじり 50 球磨村
塘田 ともだ 50 益城町
中熊 なかくま
なかぐま		 30 熊本市
永椎 ながしい 60 球磨村
永溝 ながみぞ 40 熊本市
永目 ながめ 50 宇城市
何川 なにかわ 50 上天草市
楢木野 ならきの　 50 高森町
錦戸 にしきど 30 苓北町
野満 のみつ 50 山鹿市
一 はじめ　 30 熊本市
浜洲 はます 60 天草市
半仁田 はんにた 50 水上村
稗島 ひえじま 40 山鹿市
日隠 ひがくれ 60 球磨村
平江 ひらえ 30 富合町
深迫 ふかさこ 40 植木町
袋田 ふくろだ 50 天草市
二子石 ふたごいし 50 高森町
府内 ふない 60 大津町
古荘 ふるしょう　 30 熊本市
古庄 ふるしょう　 30 大津町
別城 べっき 50 宇城市
星子 ほしこ 50 山鹿市
毎床 まいとこ 50 球磨村
増住 ますずみ 60 氷川町
桝永 ますなが 30 熊本市
松舟 まつふね 50 球磨村
馬原 まはら　 30 熊本市
万江 まんえ 60 あさぎり町
右山 みぎやま　 40 宇城市
水洗 みずあらい 70 熊本市
水篠 みずしの 60 球磨村
満崎 みつざき 50 上天草市
皆越 みなこし　 40 あさぎり町
蓑田 みのだ 40 八代市
鞭馬 むちま 60 南小国町
村枝 むらえだ 40 上天草市
米加田 めかた　 60 山鹿市
元松 もとまつ 30 熊本市
樅木 もみのき 40 あさぎり町
森枝 もりえだ 30 天草市
矢住 やずみ 50 熊本市
矢津田 やつだ 30 熊本市　
八浪 やつなみ 50 山鹿市
梁池 やなち 60 菊池市
柳詰 やなづめ 30 球磨村
山隈 やまぐま 50 合志市
山並 やまなみ 30 天草市
鎗水 やりみず 30 小国町
湯治 ゆじ 60 芦北町
柚留木 ゆるき 50 美里町
吉海 よしがい　 40 水俣市
吉里 よしざと 30 山鹿市
吉鶴 よしづる　 30 天草市
頼藤 よりふじ 40 八代市


熊本県らしい苗字の有名人
 上記の表にある苗字を名のり、本人が県内出身なのが原則。右端は現在の区割りによる出身地。肩書などは現役時代のもの。古い人も含まれるが、当該の苗字は今も県内に多い。有名人だけにフルネームで検索すれば必ず出てくる。

二子石謙輔 セブン銀行社長 高森町
赤星典太 大正期に熊本と長崎で県知事を務める 熊本市
赤星陸治 実業家　小岩井農場長、三菱地所会長等を務めた 八代市
蔵原惟郭 明治から大正にかけての代議士。息子で文芸評論家の惟人は東京生まれ 阿蘇市
蔵原伸二郎 詩人。惟郭の甥。本名は惟賢 阿蘇市
犬童球渓 西洋歌曲の訳詩者。「旅愁」「故郷の廃家」など 人吉市
北里柴三郎 明治の医学者 小国町
谷富愛美 和楽器奏者 熊本市
緒方由美 地元で有名なタレント 美里町
村枝賢一 漫画家 芦北町
鶴山淳志 棋士 熊本市
古閑美保 ゴルフ 熊本市
正代直也 幕内力士。本名が四股名 宇土市
緒方亜香里 柔道 宇城市
赤星魁麻 サッカー 県内
中熊大智 野球 菊陽町
緒方耕一 野球 熊本市
馬原孝治 野球 熊本市
園川一美 野球 八代市
赤星鉄治 野球 県内



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